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サムネは「地域通貨がザクザク」で生成されたもの。
2001年に早稲田大学政治経済学部にまぐれで入った。
今思い出したが、地域通貨について勉強しようかな、と考えていた。
いかにも政治経済っぽいから。
政治要素が少し感じられ、経済学部出身者との差別化が図れると思ったのだ。
当時、流行っていたと思う。
地域振興券が配られた後だった。
消費期限があるお金として、タンス預金に回ることがないので、バラマキよりは経済を活性化するのに良いと思うのだが、これは失敗だったと言うのが世間の評価だ。
なぜなのか。
管理コストがかさんだと言うのがあると言うが。
それなら今、マイナンバーカード紐付けでスルッと給付できないものだろうか。
住民票の市でしか使えないようにして、地域の店に恩恵があるようにできそうなものだ。
ps2の発売が遅れなければ効果覿面だったという話もあるようだが果たして。
結局タイミングが合わず、地域通貨について詳しく学ぶことはなかった。
消費社会論など、思想や社会学の方に興味がよっていってしまった。
バタイユの呪われた部分とか。
そして四半世紀後の今。
地域通貨はどこへ行ってしまったのか。
楽天ポイントやVポイントのように規模の経済に吸収されたのか。
これらは失効すると言う意味では経済を活性化させるかもしれないが、どこででも使えるのであれば結局はネットだの最安値のところに消費が集まりそうだ。
なんとなく地域通貨経済の活性化は良いことのような気がしているが、そうでもないのか。
国民全員都市圏に出てきた方が皆コスパ良く暮らせて幸せだろうか。
ただ、おもしろ文化は廃れていきそう。