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最近ふと、持ってけ泥棒という表現があったなあ、と思い出した。
普段は使わない言葉遣いだが、どこから出てきた表現なのだろうか。
ネットを少し調べたところ、寅さんが出てくる。
寅さんがオリジナルでないにしろ、芝居用に誇張された表現のように感じる。
泥棒という言葉もそれほど使わない。
窃盗は犯罪です、という言い方はする。
泥棒は窃盗をする人ということか。
笑点で三遊亭小遊三は泥棒呼ばわりされる。
どうでもよいが、小遊三はずっと小遊三だ。なかなか遊三にならない。
師匠の三遊亭遊三が健在だからなのだろう。
「持ってけ泥棒」は、買って行く人が憎いほどその売り物が安いということを想像させ、人々の心に引っかかるフックの強い表現として残っているのだろう。
普段使われないのに知っている表現として、百年後も残っているのではないか。