ビートルズを聴き返している。
というのは、赤盤、青盤がに曲が追加されて、ミックスも変わったというからだ。
ノイズキャンセリングが効くイヤホンが流通する時代になったということもあり、ノイズの少ない状態でじっくり聞いてみた。
過去の感覚と違ったものは、アコースティックギターの音だ。
ジョンがアコギを弾く時は、ギブソンのJ-160Eだと思うが、こんなにガシャガシャして金属的な音だったかと思う。
ピックアップがついていて、わざと鳴らないようできており、それが味ではあるのだが。
This boyのイントロでそう感じた。
Yesterdayはポールによるエピフォンのテキサンだと思うが、良い音だと思った。
何というか、まろやかで優しい音というか。
J-160Eは昔は欲しくてあこがれたものだが、今ではさほどという感じだ。
ビートルズが使ってこそ良いものなのかもしれない。
そもそも、ギブソンのJ○○のJはジャンボのJだ。
大きいのだ。
このシルエットがアコースティックギターの代名詞のようになってしまっているが、ジャンボじゃないサイズのギターに興味が寄ってきた。
海外でジャンボと呼ばれているのだから、日本ではかなりジャンボだろう。
ジョージの弾くグレッチも昔の記憶より良い音だと思った。
ギターの音がはっきりして聞き取りやすくなったのかもしれない。
Please Please meで聞こえるジョージのギターもはっきり聞こえる。
昔はブルースハープの音と混じって、ギターの音を意識しなかったが、分離が良くなったのか意識して聞くことができる。
ハーモニカが音を伸ばすのに対し、ギターはパツパツと短く切れるのでずれているように聞こえる。
ポールのリッケンベースの音は昔の記憶と変わらずタイトで良い音だ。