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生活

電話のコードをいじりながら話す仕草

巻き戻しという言葉は今は使わず、早戻しと言う。

早送りに対する早戻し。

巻くというのは録画や録音にテープを使用していた頃の名残りだ。

テープ、懐かしい。

良いテープは確かに良い音に聞こえた。

ハイポジのテープとか。

ダイヤル式の電話などもはや過去のものとなった。

赤電話や黒電話。ピンクの電話。

ピンクの電話というお笑いコンビが存在したが、今思えば洒落たコンビ名だ。

110番や119番は最後ぐるっとダイヤルを回して落ち着かせるために、この番号にしたという。

公衆電話も過去のものだ。

恋人に電話をかけるために10円玉を積み上げている光景。

よくもそんなに話していられるものだ。

結婚して夫婦になってもそんなに話すのだろうか。

また、家の電話のくるくるのコードを人差し指でくるくるいじりながら話す光景。

このしぐさはなかなか好きだ。

心をくすぐられる。

はたしてAIはこの光景を作成してくれるだろうか。

ワイヤレスの時代となり、このマニア垂涎の仕草は天然記念物となった。