赤いきつねのネット用のCMが炎上しているという。
部屋の一室で赤いきつねを食べる女性の描写が性的で不快なのだという。
はたして性的なのかと言われれば、直感的には性的だと思う。
そういうことを狙って作ったように見える。
皮肉な歌詞をあえて若い歌手であるフランス・ギャルに歌わせた『夢見るシャンソン人形』のようだが、そのような露骨さ、意地悪さはない。
性的だと炎上する理由は不快に感じるからということだろう。
セクハラだということだ。
まあ、不快に思う人がいるならば控えた方が良いのだろう。
それはさておき、赤いきつねと言えば武田鉄矢。
私の中の武田鉄矢のイメージはなぜかあまりよくない。
悪くいう人が多いからだろうか。
弄られて愛されているがゆえなのだろうか。
海援隊の曲は「贈る言葉」が有名だが、「あんたが大将」「JODAN JODAN」など画期的で面白いと思う。
特に「JODAN JODAN」は歌番組の映像が残っているが、日本人の貴重なマント姿が見られるものとなっている。
そして、「101回目のプロポーズ」。
僕は死にましぇん。
あれはおじさんと若い女性の話かと思ったら、当時武田鉄矢42歳。
私もあの時の武田鉄矢と同じ歳になってしまった。
私もおじさんだが、武田鉄矢みたいな風貌になるのはもっと先の話かと思っていた。
あるあるなのだあろうが、どんどん活躍している人の年齢を追い抜いていく。
甲子園の高校球児、箱根駅伝に出ている選手、相撲の横綱。
そしてあっという間に101回目のプロポーズの武田鉄矢に並んでしまった。
坂本龍馬のファンであり、詳しい。
私など、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』は読んでおらず、小山ゆうの漫画の『お〜い!竜馬』で龍馬のことを知ったクチだ。
岡田以蔵とか武市半平太とか。
この漫画の原作は武田鉄矢なのだ。
多才すぎて唸ってしまう。
「プロゴルファー織部金次郎」の原作も武田鉄矢なのか。
しかも映画は監督と主演をやっているのか。
一度観てみなければならないと思っている。
ラジオで本を紹介するコーナーもやっている。
「今朝の三枚おろし」。
本紹介ブログやYoutubeの先駆けだ。
多忙の中、一体いつ本を読んでいるのだろう。
そして紹介の語り口も面白い。
金八先生で主役をやっていた時点でもうすごい人だったということだ。