アンカーの監視カメラを導入した。
S120という、太陽光で充電してくれるやつだ。
インターホンの代わりに玄関に取り付けた。
夜は人が近づくと光るので防犯効果があるし、自分が帰った時も鍵を鍵穴に差し込む際に便利だ。
この手のカメラは初経験なのだが、倫理的にいけないようなことをしている感覚になる。
家族の出入りは写っているし、ポストに投函した人も写っている。
しかも、リアルタイムの画像もスマホで見られる。
画像もばっちり。
おそらくネットが繋がっていれば海外からでも見られるということだろう。
15,000円でここまでできる世の中になったとは。
不審な人が映っていたら嫌だなあという感覚。そのためのカメラではあるのだが。
逆に自分もこのクオリティで監視されうるということだ。
総監視社会。
悪いことをしたら必ず足がつく。
悪いことをするつもりはないが、あまり気分の良いものではない。
家庭用のものでこうなのだから、国やイーロン・マスクが本気で作ったものなら何だってわかってしまうのではないか。
アンカーは中国の企業だ。中国が本気を出せば時空をも超える日が来るかもしれない。