MC5のデビューアルバムはライブ盤だ。

ライブの名盤とされている。

これが定期的に聴きたくなる。

雑であまり綺麗な演奏ではないと思う。

ジャケットもごちゃごちゃしており、内容もごちゃごちゃ感がある。

しかし熱気と勢いがすごく、盛り上がっている会場にいるような気分になれる。

1曲目がRamblin’ Roseで変な曲。

格好良い曲をやりそうなものだが、裏声を使った意表をついた曲。

これはふざけて裏声で歌っているのかと思ったが、元曲を聴くと納得する。

元曲と言っても原曲ではない。

MC5が参考にしているのは、Ted Taylorのバージョンと言われており、聴けば納得する。

ファンキーな裏声で歌われており、格好良い。

これを聴くと、もともとロックンロールの曲調で、MC5はあまりアレンジしてないのではと思う。

これカバーしようぜ、というノリが楽しい。

最近はないが、かつてバンドを組んでカバー曲を演奏するという妄想をよくしたものだ。

しばしば妄想したのがビートルズのサム・アザー・ガイ。

これはカバーだが、ビートルズファンならわかる曲。

ジョンとポールのツインユニゾンボーカルが格好良いのだ。

コピーバンドがこの曲をアンコールでやっているのを見て妄想するようになった。

アニソンをやったら受けるのではないか、とか。

ロックンロールっぽいタッチのOPとか。

アイドルの曲とか。

AKB48のフライングゲットとか。

KEY WEST CLUBの夢はマジョリカ・セニョリータとか。

まあ、妄想に過ぎない。

ブルーノ・マーズはヘビー・ローテーションをカバーしていた。