FanPoteri
早稲田

ビートルズファンとモーニング娘。ファンと宝塚ファン

ビートルズファンは通称ビートルマニア。

モーニング娘。ファンはモーヲタ。

宝塚ファンはヅカオタ。

これらは同じような構造だ。

モーヲタは2ちゃんねるの流行と同じ時期に多かった。

モーニング娘。が流行っていた時代は、テレビ番組に多く出ていた。

音楽番組の他コントなどをやる番組や、ラジオ番組にも多く出ており、そこでのメンバー同士のやり取りや言動をネタとして、2ちゃんねるであーだこーだいう感じだ。

極端なことを言えば、テレビやラジオでのやりとりを切り取り、それをネタとして妄想の物語を作るような、そういう文化であった。

話は脱線するが、私はラジオが好きだが、TBS版オールナイトニッポンのような深夜枠にJUNKというものがある。

この初期には、モーニング娘。の派生ユニットであるタンポポが『タンポポ編集部 OH-SO-RO!』という番組を持っていたということに驚いた。

火曜日だったようで、今なら『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』だ。

爆笑問題のラジオについてもっと言えば、JUNKの前はUP’Sと言われており、その前は『恋する電リクBINGO BONGO』という番組に隔週レギュラーで出ていた。

フォークダンスDE成子坂と交互に出ていた。

高校生の時で、楽しみにしていたので明確に覚えている。

話を元に戻すと、ヅカオタも同じことをやっているのではないか。

○○組の誰々と○○組の誰々がこんなやりとりをしたという情報がまずあり、それをネタとして話を膨らませていくのだ。

言いたいのは現代においてのビートルマニアも、過去の情報をネタとして議論や妄想を行うことになる。

ただ、ビートルズに関しては録音やインタビューなど豊富に残っており、かつ、音楽や機材など専門的な知識がないと語れない情報が豊富にあり、ネタが尽きないということなのだろう。

そして人類はそういうネタを肴にあーだこーだ言うのが好きなのだ。

マニアックなことに対して共感を得る快楽というか。

だから、哲学者や数学者、科学者などが真理の追求のために苦しむのとは違い、哲学ファンやビートルズファンとしてサークル的に楽しむということだ。