私の子供の頃にコンビニが近所にも出来始めた。
1980年代、神奈川県藤沢市の話だ。
最も近くにはハートアンドハートがあった。
これが2,3年でローソンに変わり、今でもローソンとして残っている。
同じくらいの距離でセブンイレブンもあったが、ローソンとの競争に負けたのか閉店してしまった。
真向かいにいすゞ自動車の寮があったのだが、今思えば寮の撤退と閉店は関係していたのかもしれない。
少し離れてニコマートやジャストスポットがあったが、今はない。
コンビニの思い出は、30円でビックリマンを買っていたことだ。
そのご消費税3%が導入され、私の記憶では30円単品では消費税がかからなかったが、100円玉を握りしめ3つ買うと3円かかるのではなかったか。
なので1個ずつ買った気がする。
大人は3円を気にしなかったが、今思えば気にしても良いくらいのインパクトはある。
30回繰り返せば、もう1つビックリマンが買えるからだ。
ハムカツサンドも強烈に美味しくて印象に残っている。
家ではまずつくらないであろうもので、しかも味の想像ができるので手を出しにくいが、父親に言われて食べたらこれが強烈に美味しかった。
何故なのかはわからないが、マヨネーズやマスタードが入っているからか。
懐かしくて最近ローソンのものを食べてみた。
当時強烈に感じた美味しさは感じなかったが、まあ美味しい。
いまだに生き残っていると言うことはそれなりに売れているということだろう。
からあげクンも最初食べた時は感動した。
マクドナルドのチキンナゲットをよりジャンクにした感じ。
これは海へ連れて行ってもらった時に食べたのだと思うが、コンビニでの購入なので必然的に買い食いの立ち食いのようになる。
このお祭り感が美味しさを増幅させていたのかもしれない。
縁日の出店の唐揚げや焼きそばは美味しいが、それを資本の力でさらに味覚に効くようにした感じ。
先日の増量セール時に食べそびれた。
すこし気に入らないのは、新味をどんどん開発してカップラーメンと同じような商法となっている点だ。
結局レギュラーは越えられないと思う。
ファミチキ、Lチキも美味しいが、これらにはノスタルジーを感じられない。
つい最近登場した感覚だ。