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カタ。
空手の型。
茶道の型。
型を身に付ければ、アレンジが効く。
狂言の野村萬斎が型の重要性を説いているのを読んでから、私は型の信者だ。
社会の型。
ビジネスモデルの型。
つまり構造。
構造を引き出しとして収集しておけば、アレンジが効く。
変数をインプットすれば値を返してくれる。
お笑いの構造としては、天丼、かぶせ、すかし。
型、構造を収集し活用するのは構造工学と名付けよう。
一方、構造の発見を目指すのは純粋構造学だ。
構造主義は、社会にも構造が潜んでいるんだよ、という考え方。
本は社会の構造を散りばめたものとは限らないが、読書により散らばった社会の構造を収集することができるだろう。