歳を重ねるにつれて、人生などすぐ終わるという思いが強くなってきた。
若い時ほど体力がないし、体調が絶好調という日がない。
お酒も2週間前に外で飲んでしまったが、今日まで飲んでいない。
お酒をやめることで劇的に健康になるかと言ったら、そうでもない。
体重も1キロほどしか減っていない。
両親はまだ健在だが、それほど活発には活動をしていない。
海外旅行へ行ったりだとか、大きな買い物したりだとかしていない。
どうも歳をとるとあまりそういう気にならないようだ。
今は忙しいが、老後時間ができたらこんなことしたいなあ、というものは、いざ老後になったらそれほどやる気にならないようだ。
それほど生活にゆとりがあるわけではないだろうが、ある程度の年金をもらっているだろうし、もう少しお金を使って好きなことしたら良いと思うのだが、そうでもないらしい。
自分もそうなるであろうので、こんなことしたいなあということを書き出しておく。
・リトアニアへ行ってみたい
なぜかリトアニアに惹かれる。
それほど行ったという話を聞かないからか。
早稲田大学の杉原千畝が活躍したということ。
詩人の吉増剛造がリトアニア人のジョナス・メカスと交流があり、その名前がよくあがっていたこと。
今はそれほど大きな国ではないが、かつてはリトアニア大公国としてかなりの領土を持っていたこと。
リトアニアはバルト三国のうちの一つだが、あのあたりは今現在戦争の影響で危険そうだ。
早く戦争が終わってほしいものだ。
停戦でも良い。
リトアニアへ行くチャンスは残りの人生を考えるとなると、60歳で定年となり、再雇用で働くにしろ1か月くらい休めるだろうから、体力的にもその時がチャンスだ。
治安が良ければ、リトアニアへは行くとして、ついでに他の国も行っておきたい。
こういうのを今から考えておかないと。
16年後に60歳だから。
チェコも行きたい。プラハ。
ここは行ったことがある人がいて、すごく良かった、と言っていた。
観光しやすいのだろうと思う。
イタリアは新婚旅行で行ったことがあるのだが、とても良かった。
ローマなど観光客向けに考えられた街だと思った。
日本で言えば京都のようなものか。
チェコもそのようなイメージ。
チェコへ行くなら、隣のポーランドも行きたい。
子供達がピアノを習い始めてショパンに興味を持ったからだ。
ピアノの詩人とも言われ、詩好きとしても興味がある。
学生時代に触れたこともあり、アウシュビッツにも行っておきたい。
暗い気持ちになるだろうか。
チェコの隣のオーストリアも魅力的だ。
ウィーン。ヴィトゲンシュタインのウィーン。
そしてヴィトゲンシュタインの姉を描いたりしたクリムトもオーストリア。
陶器のファンとしてはリサ・ラーソンのスウェーデンも行ってみたい。
これも行ったことのある人が身近におり、サーモンとミートボールが信じられないほど美味しかったとこと。
またオーロラも見られるようなので、これも見たい。
そしてビートルズファンとしてはイギリスへ行っておくべきか。
アビーロード、ペニーレイン、ストロベリーフィールズ。
カントも好きなのでカリーニングラードにも行ってみたいが、現在はロシアとなっており治安もそれほどよくないようなので難易度が高いか。
大航海時代関連のポルトガルとか、エジプトのピラミッドも見ておきたいが無理があるか。
現実的なのは、リトアニア、チェコ、オーストリア、ポーランドくらいか。
飛行機で移動するのであれば、スウェーデン、イギリス、ポルトガルを含めても関係ないか。
ルーブル美術館のフランスも1度は行っておきたい。
やはり全部は無理か。
あと16年間で練っておかないと。