新聞の1面のエッセイは、新聞社でも腕利きの人が書くという。
日経新聞なら「春秋」、朝日新聞なら「天声人語」のところのこと。
私は楽天証券の無料で読める日経新聞のウェブ版で「春秋」を読んでいるが、確かに面白い。
しかしブログで良いとされる文章とは違う。
タイトルがないし、何について書かれているかが明記されていない。
大抵話題になっているニュースに絡んでいるが、読んでもピンとこないことがある。
わかる人にはわかるという書き方。
だからわかるときの文章は印象に残る。
新聞はウェブで横書きの文章を読んでいるが、たまに喫茶店などに置いてある紙で縦書きの文章を読むと、とても読みやすく面白い。
読みやすいというか、読まない文章を読まない決断をするのが楽という感じ。
なのでスラスラ読めて快感。
広告も興味をひくように作られているので、面白い。
本当は紙の新聞を読みたい。
しかし、かさばる。
縦書きのものをiPadで読むことを検討するか。
高いのだよなあ。4,277円。
楽天証券の無料版もひと手間加えれば紙面のレイアウトで読めるのだが、記事ごとに細切れになっているので、どの記事を読んでやろうか、という楽しみがないのだ。
網羅的なものからつまむ楽しみ。