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プリーズミスターポストマンは原曲はマーヴェレッツで、黒人女性コーラスグループのものだ。
ブラックなサウンドだ。
ビートルズのカバーはこのブラックな感じを継承している。
ビートルズがブラックな感じの曲をカバーしているものはいろいろあるが、なぜこういう曲をカバーしようと思うのか、不思議だ。
本当に好きなのだろう。
ここから全然黒さを感じないサージェントペパーズまで行くのが驚愕だ。
黒さを通過したからこそなのだろうか。
そしてカーペンターズのカバーもある。
黒さを削ぎ落としていかにもポップです、というアレンジだ。
正直言ってこの曲はカーペンターズバージョンが最も良いと思う。
プロがポップに仕上げました、という職人的な凄みを感じるのだ。
リチャード・カーペンター・トリオのバンドとしてのこの曲も聴いてみたかった。