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生活

我が子の話すことはつまらない

世の中は面白いものに瞬時にアクセスできるようになった。

ネットフリックスで映画。

YouTubeでのトークや落語。

YouTubeでのコンテンツはプロでなくアマチュアのものでさえ面白いものが山ほどある。

あまりにも面白いものに簡単にアクセスできるので、相対的に面白いことへの経験を積んでいない子供が話すことは面白くないと感じる。

バズっているコンテンツに比べて子供のトークの方が面白いということがあるはずがない。

偶然面白く仕上がることはあるだろう。

一昔前、面白さに簡単にアクセスできなかった時代は、つまらない子供の話も面白がって飽きずに聞けたはずだ。

面白さに簡単にアクセスできる昨今、つまらないものは脳がノイズとして自動的に切り捨ててしまう。

コスパ、タイパの時代であることも関連している。

図書館のことをぽしょかんと言っていた娘もあっという間に大きくなった。

しかし話す内容は面白くない。

哲学的な話や芸術的な話をするわけもない。

もちろん愛おしさは感じるのだが。