東工大がなくなり、東京科学大学になっていると知った。
東工大と東京医科歯科大学がひとつになったとのこと。
したがって東京医科歯科大学ももうない。
東工大と言えば日本では理系でトップの国立大学だ。
社会に出るとそれほど知名度がないことに驚いた。
同様に一橋大学の知名度が低いのにも驚く。
大学をどのように選ぶか。
結局のところ早稲田大学しか知らないのでなんとも言えないが、経験上、都会の大学がよいのではないか。
空いているコマなどで美術館へ行ったり、夜はジャズのライブなどに出くわすことがある。
芸術は都会に集まるのだ。
古本も都会に集まる。
絶版になった詩集など発見した時の興奮といったらない。
コスパのことを考えたら、理系の国公立だ。
高価な設備を使える割に、授業料はそこまで高くないだろう。
都会で理系で国公立というと結局東大か。
当たり前の話になった。
北見工業大学なども、そこでしか学べないものがあるのだろうが、セザンヌやパットメセニーなどは観にいきづらいだろう。
ふと大学と音楽の組み合わせということで思い出したが、私は大学でバンド活動をしようとしたのだった。
ギターが上手くなりたかったのだ。
メンバー募集のチラシを見て、1人の男の人と待ち合わせてHUBで少し話をした。
その人はギター志望で、お寺の息子さんであり、お寺を自由に使って練習できると言っていた。
話をするにつれて私はだんだん冷めていった。
その人が嫌だったというのでは全くなく、急に、やはりバンドをするには練習が必要だ、と思ったのだ。
練習には時間がかかる。
今考えると4年生からは就職活動と考えると3年弱しか時間がない。
全然時間が足りない。
ましてや、美術館巡りや寺社仏閣巡り、バードウォッチングに、天体観測。
デートにも時間がかかる。
高校ではデートに縁がなくても、大学に行けば多少のデートの機会くらいあるものだ。
皆ハードルが下がるのだろう。
大学で音楽をやるには、大学に入るまでにある程度楽器ができる必要があると思う。
となると中学高校の吹奏楽部でドラムやベースをやっておくことだ。
大学で楽して演奏を楽しむ方法だ。
話は戻るが、チラシをみて待ち合わせてその人と少し話をしたことにより、学んだことがあった。
まず、アイリッシュパブというものを知り、ギネスビールを知った。
アイリッシュバブでもお手軽なHUBというチェーン店を知ったことにより、友人たちともよく利用することとなった。
何も知らなければ入りにくいだろう。
それから、モッズという文化に出会った。
その人はThe Jamが好きだったようで、そのような格好をしていた。
そしてスタイルカウンシルを知った。
私の中でおしゃれとはこのような雰囲気のものを指すようになった。
ポールウェラーの評価はどうなのだろう。
一時期より目にする機会がなくなった気がする。