市販のサラダチキンを買うのをやめてから、もう半年以上になる。きっかけは小さなことで、マルコメの粉塩麹が冷蔵庫で出番を待っていたこと、それだけだった。


下ごしらえは前の晩に

鶏むね肉は、そのまま加熱すると火が通りにくく、表面だけが固くなりやすい。だから最初にひと手間かける。まな板の上で包丁を横に入れ、観音開きにするように薄く広げる。均一な厚みにしておくと、火の通りが格段によくなる。

そこにマルコメの粉塩麹を全体にまんべんなく刷り込む。粉タイプは扱いやすく、むらなく馴染むのがいい。ラップで包んでそのまま冷蔵庫へ。一晩置くことで、麹の酵素が肉のタンパク質に働きかけ、やわらかく、うまみも増す。翌朝取り出すと、肉がひと回り締まって、いい色になっている。


ヘルシオにおまかせ

塩麹を刷り込んだ鶏むね肉

加熱はヘルシオのソフト蒸しにおまかせだ。COCORO KITCHENのメニューから「サラダチキン」を選ぶ。今回は2枚なので「2枚」を選択、アミをセットするように出てくるが、我が家はアミは使わない。水タンクの水位は2。仕上がりは「標準」。あとはスタートボタンを押すだけで、温度と蒸気は機械が管理してくれる。

ヘルシオ操作パネル
ヘルシオ操作パネル

水蒸気で包むように加熱するソフト蒸しは、パサつきの大敵である過加熱を防いでくれる。庫内に香ばしい匂いが漂い始めると、もうすぐ完成の合図だ。

加熱後のサラダチキン


切ってわかること

スライスしたサラダチキンの断面

取り出してすぐは触らず、少し休ませる。それからまな板の上でスライスすると、断面から答えが出る。白と薄いピンクのグラデーション、しっとりとした質感。パサパサとは無縁の仕上がりだ。

麹の塩気と甘みが肉にしっかり入り込んでいて、そのままでも十分おいしい。マヨネーズをかけても相性がいいし、キムチと一緒に食べると発酵同士の組み合わせでまた格別だ。サラダに載せても、ごはんに並べても、薄切りにしてそのままつまんでも。

冷蔵で3〜4日は保つので、週のはじめにまとめて作っておく。それだけで、食事の組み立てがずいぶんと楽になる。


材料と作り方

材料(2枚分)

  • 鶏むね肉 2枚
  • マルコメ 粉塩麹 適量(全体にまぶせる量)

作り方

  1. 鶏むね肉に切り込みを入れ、均一な厚さになるよう広げる
  2. 粉塩麹を全体に刷り込み、ラップして冷蔵庫で一晩おく
  3. ヘルシオのソフト蒸し「サラダチキン」メニューで加熱(2枚・上段・水位2・仕上がり標準)
  4. 取り出して少し休ませてからスライスする