いかにも美味しそうな冷や汁は想像を上回ってこない

夏になると冷や汁が食べたくなる。

調理動画や雑誌で触れられることが多くなるからだ。

アジをほぐして、味噌をあぶって。

いかにも美味しそうだ。

冷や汁はなかなか外で食べることができないので、自作することになる。

しかし手間の割には美味しさが想像を上回ってこない。

音楽で言えば、レッドブーツや21st Century Schizoid ManやBURNをテクニカルなバンドがカバーをするがオリジナルのテイクを越えられないのと似ている。

やよい軒で冷や汁が食べられるが、これも自炊したものと同様美味しさが想像を上回ってこない。

マクドナルドのフィレオフィッシュも上回ってこない。

上回ってこないだけであって、美味しいことは美味しい。

なぜか、美味しいだろうなあ、という想いが上回るという話だ。

逆に簡単に想像を上回るのがカレーだ。

カレーなら大体美味しい。

リトルスプーンというチェーン店のカレーがドロっとしていて美味しかったのだが、なくなってしまった。